2月から会計士の勉強を始めた息子ですが、授業→復習と日々意欲的に頑張っていました。
しかし、どんどん授業が進むにつれ、前にやったことをどんどん忘れていきます。
もう一度戻って勉強をする時間がないまま、大学でも授業が始まります。
答練でも全く点数がとれず、勉強方法に迷いが出てきました。
12月1回目の短答式試験が不合格だった5つの理由
目次
各論点の理解不足
まず授業を受けて復習した時点で、論点を理解しなければなりません。
理解ができない、わからないということであれば、必ず質問をするほうがいいです。
息子は理解をするということより、なんとなくもう一度解き直すだけの勉強をしていただけで全く頭に入っていなかったのです。
いつも理解することを念頭におき、復習したほうがいいです。
理解したつもりでは、すぐに忘れていってしまいます。
まずは理解です!
計算を定着させるための回転不足
計算を定着させるために例題や練習問題を何周も回転させなければなりません。
息子は本試験までに何回転できたのでしょう・・・もしかしたら1回転・・2回転ぐらいかもしれません。
同じ時期から始めた息子の先輩は短答直対答練までに問題集を7回転していたそうです。当然一発合格でした!
最初に計算に重点を置き、演習を重ねたらしいです。
何周するかが重要ではありません、いかに解けるようになるかが重要です。
そして解けるようになるために回転が必要です。
勉強時間の必要量が足りなかった
勉強は量より質とよく言われます。
でも会計士試験は、質だけでも突破することができないです。
最低限の時間をかける必要があります。
大学二年生ということもあり授業への出席も多く、試験対策にも時間を取られていました。
よくいわれる8月末までに計算仕上げましょうというスケジュールは全く間に合わないまま、理論・答練に追われることになりました。
何にどのくらいの時間を費やせばいいのかも見えないまま、なにもかも中途半端な勉強しかできませんでした。
息子は量も質も満たすことができないまま本番を迎えてしまいました。
問題集・答練の復習の甘さ
問題集や答練で出来なかった問題、論点はその時に復習することはもちろんですが、直前期の復習にどこがどのように理解できていなかったかということを把握しておかなければなりません。
息子はまた復習するからと言って、自分がわかっていないところのチェックが不十分でした。
付箋を貼っただけ・・・
問題集や答練の解説にたくさん付箋を貼っただけで直前期に復習する余裕もなく、はりっぱなしで放置される事態となっていました。
メンタルが切れてしまった
息子は直前期の短答直対答練・短答模試を受けて今の実力を目の当たりにしたとたん、11月半ばにはやる気を失いました。
直前期には毎日長時間勉強をしていましたが、急に自信を失い勉強時間が短くなってしまいました。辛そうにしている息子をみる私も辛かったです。
11月末には12月合格を諦め、5月の短答合格を目指すことになりました。
計算を一からやり直す勉強に切り替えたのは良かったと思います。完全に12月を諦めたことでモチベーションも上がり5月合格に向かうことが出来ました。
まとめ
12月の短答試験は計算も理論もほぼ出来ていないことがわかるような点数でした。
本人は5月合格のため、短答の勉強をしたい!って感じでしたが、予備校のスケジュールは租税法や経営の授業が入ってきます。5月-8月を狙いたいと思っている限りは論文の勉強も不可欠です。
がんばるしかない!!