12月の短答試験まで約半年
【財務会計・管理会計】勉強方法と点数の推移を書いてみたいと思います。
財務会計の計算
まずは理解することを意識し、講義を受けました。
講義もすべての論点を細かくするものではなかったので、重要論点を効率よく再確認できるものでした。問題を解く時には、よほど自信のある問題以外は電卓を入れ最後まで答えを出していました。
途中でミスすることが多かったため、最後まできちんと解く勉強を選んだようです。
このグラフを見ると毎回平均点より上回っています。
順位は上位とはいかないですが、安定した点数が取れるのではないかと安心していました。5月短答後どうしても理論を中心に勉強をしていたため、計算力が落ちることもありましたが、大きく失敗することはないかという感じでした。
CPAでは、直前答練の前に応用答練があります。計算に時間をかけることは出来なかったので、答練で出来なかった論点を勉強するという方法にしました。
短答式試験も相対評価の試験です。
正解率の高い問題は落とすことが出来ません。正解率が50%以上の問題で不正解だったものはきちんと復習しなければ合格することが出来ないです。
財務会計の理論
理論も当然理解することを重視しながら講義を聞いていました。
レジュメを繰り返し読む勉強で、問題集や一問一答などはやらなかったです。
前回も前々回も一問一答をしましたが、理解のない一問一答は息子には向かなかったようです。
すぐに忘れたり、勘違いをして理論の問題を落としてしまいます。
理論は3ミス以内に抑えましょうとよく言われていました。理論で点数を取れたら計算で取る点数が低くなり、合格点にのせやすくなるということのようです。
グラフをみると、ほぼ平均点より上です。
3回目は全体的に難しい問題でした、元々理論が苦手だったので少し難しい問題が出ると正解できなくなります。
各回数の下のアルファベットは判定です。
やはり理論のできが悪い時は、全体の判定も悪いです。
財務会計は時間がとれなかったですが、重要論点だけは落とさないように重要なところだけレジュメを読んでいたと思います。
管理会計
管理会計は池邉先生の講義をしっかり聞き、復習することから。
池邉先生の上級者向けの講義は理論重視の講義でした。
計算はまず典型論点に絞って勉強をしていました。財務会計と同じように計算には時間をかけることはできないので、絞って、絞って、落としてはいけない問題は落とさない勉強していました。
理論の原価計算基準は原文をしっかり押さえてくれる講義で、本番はノーミスでいけるような講義でした。今まで原文を読んでる時間はありませんでしたが、講義では自然と原文にあたる学習ができます。原文を読む時間も少しずつですが確保していました。
管理会計理論は、やはり落とすことが多かったため、レジュメベースの勉強で一問一答は全く使っていませんでした。
テキストやレジュメをしっかり復習していれば、短答は合格点が取れるということでしたし、絞った勉強ができるということでした。
計算のグラフを見ると平均点よりは上ですが、取れないといけない問題はすべてとれたのかということが大切でそれを意識して復習していました。とれなくてもいい問題の復習はざっと解説を見る程度です。
あくまでもA論点は落とさない勉強です。
理論も平均点より上ですが、模試は大きく上回ることもなく不安でした。
しかし最後の最後までテキストベースの勉強で通しました。
総合的な判定は第一回目の直答ではE判定でしたが、それ以降はボーダーのC判定以上が取れていて得意科目といえると思います。