5月短答まで2ヶ月を切りました。
直前期、息子はどう勉強していたかというと
直前期の勉強
1回目の短答前は、やる気を失っていたので、勉強時間が極端に減っていた時です。
計算はステップ、理論は・・・・という感じです(テキストなどを読んでいても全く頭に入ってこなかったと思います)
2回目の短答前は、計算と理論の割合が4対6ぐらいでしょうか。
直前期まで計算重視で勉強していたため、直前期は理論の割合が多いです。
1回目の短答で後もう少しという出来なら時間が足りたとは思いますが、理論の完成度を上げるには全く勉強時間が足りなかったので、理論を計算でカバーしたいという考えだったと思います。
それにこの時は絞った学習はしていませんでした。やるべき箇所だけを復習していたら、結果は違っていたかもしれません。
3回目の短答前は、計算と理論の割合が1対9です。
理論の完成度をあげるため、ひたすらテキストを読んでいました。勉強している息子をいつみても、電卓をたたいている姿を見かけませんでした。
会計士の勉強をしているという感じではなく、読書をしているようなリラックスした姿をみると、なんとなく心配でしたが・・・。
やはり直前期、理論科目が伸びると言われています。でも計算が苦手で理論は得意ということなら、計算の完成度を上げなければ合格はみえてこないですよね。
4月の終わりまでは、苦手克服に時間がかけてもいいかなと思います。5月はもう一度総チェックできる時間を作ってください。そして忘れている論点を思いだしてくださいね。
【重要!】正答率の高い問題を落とすことは致命傷になる!!
会計士試験は相対評価のため、正答率の高い問題を落とさない勉強をしなければいけません。
いかにA問題を落とさないかです。
もし難化してしまうと、A問題からきっちり拾わなくてはなりません。A問題をたくさん落とすとボーダーを超えることが難しくなってきます。
まずは答練や模試のA問題は2度と落とさないように復習です。
このグラフは直前答練と模試で、正答率50%以上の問題で正解出来なかった数です。
一目瞭然!
監査論と企業法の理論科目が苦手だということ、そしてこの二つを克服しないと合格はできないということです。
第2回の直前答練では全教科で16問落としています。点数にすると91点(管理の計算7点で計算)です。致命的です。
5月短答では15点足りなくて涙をのみました。監査論と企業法で3問正解していれば、合格できたのです。
理論科目の勉強方法は、テキストの読み込みと過去問です。
ひたすら重要論点・重要箇所を絞って読み込みです。
1回目の試験前と比べると考えられないくらいテキストを読んでいました。
当然、財務会計や管理会計の理論も勉強していましたが、監査や企業より時間的にはすごく短いです。