もうすぐ短答式試験2020年度第Ⅱ回の合格発表があります。
発表までドキドキされていると思いますので、2013年度12月短答~2020年12月短答までの平均点とボーダーの差をみてみたいと思います。
目次
短答式試験 平均点とボーダーの表
オレンジの線がボーダーで、黄色の線が平均点です。
表にしてみると、当然のことながら平均点が低いとボーダーも下がっていますね。
細かく見ていくと、2014年5月の平均点は43.9点でしたが、ボーダーは68%。2015年5月は平均点が47.1点と2014年5月の平均より高いですが、ボーダー67%と低いです。実は2014年5月の合格者数(下の表)で見ると過去11年の中で一番少なかったのです。平均点は低いのに、ボーダーが上がったのはこれが理由だと思います。
ボーダーが70%や71%の時は平均点も50点に近い、もしくは50点を超えています。
ボーダーが60%を切って、57%となった2020年12月は平均点が38.9点と、とても低いですね。
短答式試験 合格者数・ボーダーと平均点との差
青い線が合格者数で、オレンジの線がボーダーと平均点との差です。
一番差が大きいのは、24.1で2014年5月
一番差が小さいのが、17.3で2015年12月
先ほども書きましたが、差が大きかった2014年5月は極端に合格者数が低い回でした。
差が一番小さかった2015年12月はボーダーが60%と平均点からみると、とても低い回でした。
これをみると、極端に差が大きい、小さい回は普通の回と違いますね。
前回の2020年12月の平均点は38.9点でボーダーが57%と、差が18.1。合格者を増やそうと思うと当然このように差が小さくなりますよね。
2020年度5月短答 各予備校の予想ボーダーは?
各予備校が合格ボーダーの予想を発表されていますが、ここでもう一度確認してみましょう!
CPA
63%~65%
大原
62%~63%
TAC
63%
LEC
62.2%~64.8%
まとめ
今回、ボーダーと平均点を比べてみましたが、受験者数や合格者数でボーダーはとても影響されます。確かに相対評価なので平均点が下がればボーダーも下がるのですが、一概には言えないことがわかると思います。
なのでボーダー予想はとても難しいですね。各予備校では受験者のデーターを集め、受験者数や合格者数を予想したうえで、決めているのでだいたい当たっていることが多いです。
2020年5月短答のボーダー予想は、各予備校60前半が多いですね。
ボーダー予想近くの方も論文式試験に向かって全力で勉強されていると思いますが、合格発表まで落ち着かないと思います。あともう少し合格を信じ頑張ってくださいね。
合格を祈っております!
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