例年では論文式試験も終わり、合格発表までドキドキされている時期ですが、今年(2020年)は、論文式試験直前期でドキドキしながら勉強されていると思います。
最近、息子は受験生の友達から相談をされることが増えました。
息子は、昨年(2019年)7月の初旬にCPAの論文式模試を受けましたが、模試前後、直前期の勉強方法などをよく聞かれるようなので、少し書いてみたいと思います。
目次
- Q 模試は何校受けたか?
- Q 模試の前は何時間ぐらい勉強した?
- Q 模試の後、本番前は勉強時間を増やしたか?
- Q 模試の復習は?
- Q 本試験までの勉強方法は?
- Q 2回目の模試でE判定が出たときに諦める気持ちはなかったのか?
- 最後に
Q 模試は何校受けたか?
A CPAの模試だけ受けました。
もう少し勉強に余裕があれば、他の予備校の模試も受けることができたのですが、論文式模試は3日(2020年は2日)あるので、模試を受ける時間があるなら普通に勉強したいと思っていたようです。
Q 模試の前は何時間ぐらい勉強した?
A 模試前だからといって、勉強時間は増やしていなかったです。いつも通り9時間前後だったと思います。
Q 模試の後、本番前は勉強時間を増やしたか?
A 本試験前は増えましたね。休憩時間が減りましたし、夜中も遅くまで勉強していました。やっぱりどんどん本試験の日が近づいてくるので焦ってきますよね。気が付けば11時間ぐらい勉強をしていたと思います。
Q 模試の復習は?
A 模試の復習は計算問題は3日間が終わってすぐに、理論はすぐに確認するところもありますが、基本は答案用紙が返ってきてから、やっていました。
復習の仕方
- A・B 問題は、きっちり復習
- Cランクの問題は復習しません
- 捨て問題を確認する 本試験で捨て問題を見分ける練習(これって結構難しい上に、合否を左右するので重要ですよね。本試験前からこの論点は解かないと決めている人もいると聞きますが、中には簡単に解ける問題もあったりするので、本当に見極めが難しいです)
- 理論問題は優秀答案などを見て、自分の答案のどこを直したらいいのかを確認する。
Q 本試験までの勉強方法は?
A 計算は電卓を打ちながらではなく、解き方を確認するという感じですね。ただ全く電卓を使わなかったわけでなく、解き方の確認をしているときにこれは一度きちんと解いてみた方がいい問題については電卓を使って計算していたようです。
回転教材を決めてひたすら回すというやり方ですが、答練・模試も見直しはしていました。
理論も基本は回転教材を回す事でした。後、答練と模試はさぁーとです。
- 二回目の模試の合計が251点でした。毎年合格ボーダーの素点が300点~315点(年によって変わります)になること多いと言われているので315点を目標にグラフの赤い部分64点を上乗せできる計画を立てました。
- 勉強が追い付いてなかった経営学と租税法、苦手な財務会計の理論に力を入れて64点アップを目指しました。
- その他もテキスト・答練・模試をもう一度見直す、苦手な論点は繰り返し勉強をしました。
- 個人個人で本試験で解く問題、切る問題は意識しながら勉強してくださいね。
- 過去問や一問一答はコピーしてラミネートしてお風呂やトイレで勉強!
こちらのグラフは最終の直前答練との比較です。
最終の直答では315点まで後18点となりましたが300点まで3点足りない結果です。しかし点数が伸びた理由は、経営学の大幅アップと財務会計の第5問の素点がアップしたからでした。残念ながら財務会計の理論と租税法の理論はこの段階でも伸びず、最後の最後まで繰り返し暗記をしていました。
Q 2回目の模試でE判定が出たときに諦める気持ちはなかったのか?
A なかなか厳しい質問ですね。
正直、この成績をみたら落ち込むし、諦めの気持ちもあったと思いますが、後一か月で出来てないところを補えば何とか間に合うという気持ちで頑張ったようです。
この質問をした友達はこの成績なら諦めると言っていたようです。講師の先生でもチューターさんでも、今年は無理だろうと思う成績ですからね。
国見先生が論文模試からの本試験の合格率をTwitterで書かれてましたが、残念ながらE判定の合格率は書いてなかったです。しかし、もし息子のような成績をとってしまった方でも、最後まで諦めずボーダーにのせる勉強をしてください。そしてE判定から逆転合格した人もいるということを忘れないでくださいね。
最後に
成績が返ってきたら、本試験までしっかり計画を立ててください。
【CPAの事しかわかりませんが】
CPAではすぐに相談にのってもらえるので、迷っている方は行かれたほうがいいと思います。電話でも相談できるようです。
息子のように行きそびれた場合は、ガイダンスや解説動画で直前期勉強方法などを話されていますし、各教科の教材にも勉強の進めかたやどの重要性まで勉強をした方がいいのかが書かれているのを読んでみてください。
重要性の高い順番で復習をしていってくださいね。
直前期は繰り返し繰り返し暗記・確認するしかないと言っていました。
合格を祈っております!
科目別の勉強方法はこちらの記事を見てください!